世界最大のダイアモンド(カリナン・ダイアモンド)原寸大カット標本

販売価格 88,000円(内税)
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<世界最大のダイアモンド(カリナン・ダイアモンド)原寸大カット標本>
ーCullinan Diamond Cut Replica−

これまでに発見された宝石質ダイアモンドの中で最大であるこの石は3106ct(621.2g)の重さでした。
プレミア・ダイアモンド鉱山(南アフリカ共和国)の開発者であるトーマス・カリナンの名をとりカリナン・ダイアモンドと命名されます。
露天掘りの穴の崖っぷちから少し下の位置で、鉱山監督のフレデリック・ウエールスによって1905年11月の夕暮れ時発見されたのです。ウエールスは当初、いたずらによってガラス塊が埋められているものと思ったそうです。
この原石はトランスバール植民地政府に買い取られ、さらに同政府は1907年11月9日イギリス王エドワー七世(1841~1910)66歳の誕生日に献上されました。
国王はこの原石を加工の為エクセルシア・ダイアモンドやその他の大きな石をカットしたことのある、アムステルダムの有名なアーシャー・ダイアモンド社にカットを委託したのです。
この巨大な石のカット設計に数か月の研究がなされ、1908年2月10日午後2時45分ついにヨセフ・アッシャーはクリバーズ・ナイフを当てて重いステックを一回打ち下ろしました。しかし何と石は割れずナイフが折れてしまったのです。
二回目の試みで計画どうりクリービングが成功、その後の作業により9個の大きなカット石と96個の小さなファセット・カットと、9.5ctの原石が得られたのでした。
この大きな9個のカット石は現在イギリス王室財宝の中にあるか、王室の個人的所有になっているようです。

●この標本は9個のカット石に合わせ大きさやカット面数を的確に再現した貴重なレプリカです。

【第一カリナン(530.20ct)梨型カット】世界最大のカットダイアモンドでグレート・オブ・アフリカと呼ばれエドワード王の王笏にセットされた。現在ロンドン塔の中に陳列されている。
【第二カリナン(317.40ct)クッション・カット】世界第2のカット・ダイアモンドでインペリアル・ステート・クラウンの正面にセットされた。現在王室財宝の1つとしてロンドン塔の中に陳列されている。
【第三カリナン(94.40ct)型カット】クイーン・メアリー・クラウンの頂点にセットされた。また取り外して第四カリナンと共にペンダント・ブローチとしても着用することが出来る。メアリー女王の肖像画の多くにこれら二つの宝石を付けているのが見られる。
【第四カリナン(63.60ct)角型ブリリアント】クイーン・メアリー・クラウンの飾環の前面に付けられていたが、取り外してペンダント用宝石として用いられている。
【第五カリナン(18.80ct)ハート型}】初めはメアリー女王のためブローチにセットされた、その後クイーン・メアリー・クラウンの飾環に付けられた。
【第六カリナン(11.50ct)マーキス・カット】初めエドワード王妃のアレクサンドラ女王に贈り、現在エリザベス二世女王によってエメラルドとダイアモンドのネックレスのドロップ石として用いられている。
【第七カリナン(8.80ct)マーキス・カット】全てが小さなダイアモンドからなるブローチの下げ石にセットされている。
【第八カリナン(6.80ct)長角ブリリアント・カット】カリナン第七と共にブローチの中心にセットされている。またこのブローチは現女王が使用している。
【第九カリナン(4.39ct)梨型カット】メアリー女王のために作られた曲がり爪の指輪にセットされている。

カリナン・ダイアモンド原寸大カット標本:265x180x50 (299g)アクリル箱入り
カリナン・ダイアモンド:クリスタル・ガラス

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